乾燥肌には弱酸性洗顔料がいいって本当なのか

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弱酸性は「肌に優しい」からこそ気をつけたい

乾燥肌には「肌にやさしい」弱酸性がいいよね!って思いますよね~。

わたしも以前はよく弱酸性の洗顔料とかを使っていました。

でも、実は「肌にやさしい」からこそ、気をつけたいことがあったんです。

美人の湯は「アルカリ泉」

友達と温泉旅行に行く計画を立てる時に、「美人の湯」とかを候補に入れてみたりすることないですか?

昔から慕われてきた美人の湯で多い泉質で一番多いのが、実はアルカリ泉なんですよ。

さらに、赤ちゃんがまだママのおなかの中にいるときに包まれている「羊水」もアルカリ性ですし、人間の体内もアルカリ性です。実は赤ちゃんも生まれたては、アルカリ性なんです。

よく勘違いされやすいのですが、人間の体で弱酸性なのは皮膚と老廃物だけで、それ以外はアルカリ性なんです。

じゃあ、なぜ皮膚だけ弱酸性なのかというと、雑菌から体を守るための保護作用なんです。

実は雑菌やウイルスは酸に弱いものが多いので、体が自分の体を守るために酸性の皮脂を分泌しているわけです。

ちなみに、弱酸性の温泉で多いのが皮膚病に効果があるものです。

結局、乾燥肌にいいのは弱酸性よりアルカリ性の方なのか?

アルカリ性が肌に与える効果として、皮脂を落としやすく、肌を柔らかくする効果があります。

反対に、弱酸性には消毒作用と肌を硬化させる作用があります。

弱酸性は「肌にやさしい」からこそ、肌が自力で肌を守ろうという機能が低下してしまうとも言えますね。

で、結局どちらが乾燥肌に効くのかというと、あなたの肌の状態によるというのが正解です。

乾燥によって皮膚の保護機能が落ち、炎症を起こしていたり、傷ついてしまっているときは、弱酸性の消毒作用を有効に活用した方がいいです。

炎症が落ち着いて、乾燥がそれほど気にならないときは、アルカリ性洗顔料や石けんで余分な皮脂を落とし、肌を柔らかくしてあげることです。

勘違いしやすいのが、乾燥しているから皮脂の取り過ぎはダメだという間違えた考え方。

皮脂は肌の保護機能はありますが、保水機能はありません。

皮脂で肌の水分の蒸発を防ぐんじゃないの?って思った方もいるかもしれませんが、これも実は間違いです。

肌の保水はセラミドが担っていて、皮脂が保水できる力は全体のたった2~3%程度しかないんです。

さらに、皮脂は落とし切れずに肌に残った状態が続くと腐敗してきたり、雑菌が増えてきてしまい、これがまた炎症の原因になったりします。

乾燥肌で炎症をおこしているときには弱酸性で炎症をおさえて、おさまったら弱酸性を使っていた間に硬化してきた肌をアルカリ性で柔らかくし、余分な皮脂を落として炎症が再発しないようにしておくことです。

もちろん肌がピリピリしたり、カサカサしているときは無理せず弱酸性を使った方がいいですよ。

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