スキンケアのために肌のリズムを考える1-一日のリズム

私たちの生活に一定のリズムがあるように私たちの肌にも一定のリズムがあります。
お肌を健やかに保つためには肌のリズム(状態)にそったケアが大切です。

・一日のリズム
私たちはおおよそ24時間の周期で睡眠と覚醒を繰り返しています。体温もそれに応じて変化しますし、ホルモンの分泌も変化があります。
地球の自転周期の24時間に合わせて体内時計が働いているからだと言われています。
この人間の生体機能のリズムのことをさーかディアンリズムと言います。
サーカディアンとはラテン語で「およそ一日」という意味です。私たちの体はおよそ一日の周期で変化をしているのです。

例えば、体温は目覚める前の明け方が最も低く、起床とともに上昇し始め、起きてから約10時間後にピークを迎えます。そして、また徐々に下がっていきます。

睡眠も急速眼球運動を伴う浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を繰り返し、ノンレム睡眠の時に目覚めるとすっきり起きることができます。

成長ホルモンはアミノ酸で出来ている物質です。
主な働きは、身体の成長やバストアップなどを促す働きと、脳の疲労回復、脂肪燃焼、体組織の修復や再生など代謝をコントロールする働きがあります。
人間の体は、交感神経・副交換神経という二つの自律神経により支えられています。
交感神経は日中の活動期に優位になり、副交換神経は夜間や睡眠中に優位になります。
一般的に、夜間や就寝中の副交感神経が優位なときに、成長ホルモンは分泌されるため、成長ホルモンを分泌させるためには睡眠(特にノンレム睡眠)が必要なのです。

また、睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニンは、昼間(覚醒時)にはほとんど分泌されず、夜になって光が目から入ってくる量が減っていくと松果体から分泌されてきます。
メラトニンは体内時計を調整して安眠効果を高めてくれますし、「若返りの薬」と呼ばれてアンチエイジングにも効果が期待されています。

これらのほか、様々なホルモンが一定の周期で分泌され、一定の働きをしています。

様々なホルモンの中で肌の再生に関わり合いのあるのは成長ホルモンです。
成長ホルモンは睡眠に連動して分泌されるので眠らないと分泌されないので、肌の細胞も作られなくなってしまいます。
ゴールデンタイムに寝ましょうというのは、成長ホルモンの分泌を促進するためという訳ですね。
睡眠不足はお肌にとってもマイナスということです。

深夜が逆転したような、体内時計を狂わすような生活は、自律神経やホルモンの分泌に乱れを生じます。美肌を作るためには身体のリズムを意識して生活をすることが大切です。

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