
最近エナジードリンクがすごく人気ですよね。
エナジードリンクって何?っていう人でも栄養ドリンクと聞けば「あぁ!」って思うかもしれませんね。
モンスターエナジーやレッドブルなどのエナジードリンクは、10代~30代の方では毎日飲むっていう人もいますよね。
一般的な栄養ドリンクよりも低価格で気軽に清涼飲料水のように飲んでいる人、夜遅くまで起きている人には眠気覚ましのためにレッドブルのモンスター割を作ったなんて人もいるようです。
さて、このエナジードリンクなんですが、実は乾燥を招く可能性があるようなのです。
その理由とは?
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乾燥肌ならエナジードリンクは飲まない方がいい
乾燥肌の人は肌のターンオーバーが早い人です。
ターンオーバーを正常に戻すためには睡眠が大切になってきます。
エナジードリンクには眠気を覚まし、交感神経を覚醒させる効果がありますので、もちろん睡眠を阻害する成分が入っています。
エナジードリンクを飲むと、寝つきが悪くなり、睡眠の深さも低くなるので、成長ホルモンが分泌されにくくなります。
エナジードリンクのカフェインが乾燥を促す
エナジードリンクには睡眠を阻害するカフェインが多く含まれています。
最近ではこのエナジードリンクによるカフェイン中毒による死亡例が国内で初めて報告されました。
これにより、カフェインに対する意識が強くなったと言いたいところですが、いまだにカフェインに対する知識は世間に浸透しているわけではないようです。
カフェインは依存性が高く、蓄積されやすい
今回の死亡例ではエナジードリンクの他にもカフェイン錠剤も検出されたことで、カフェインの過剰摂取による急性カフェイン中毒と判明しましたが、カフェインは一回で一度に摂取しなくても影響を及ぼします。
実はカフェインは体に留まる時間が意外と長いことが判明していて、摂取すると2時間~10時間位で摂取量の半分、約12時間でほぼ全てのカフェインが排出されるそうです。
つまり、カフェインを摂取する間隔が半日以上空いていなければ体に蓄積されていくというわけです。
しかも、カフェインには依存性があり、摂取量が徐々に増えていきがちです。
今までコーヒーを飲まなかった人が一日一杯のコーヒーを飲むようになったら、数年後には一日3~5杯飲む生活になっていたということも実はざらにあります。
カフェインによる睡眠不足が乾燥を呼ぶ
カフェインが体に多く残っていると、やはり睡眠障害が現れてきます。
睡眠障害によって成長ホルモンが正常に働かなくなることは他の記事(参照:乾燥を防ぐ睡眠のコツ1-夜0時までには眠ること!)で紹介しています。
成長ホルモンが正常に働かなければターンオーバーが乱れ、肌が乾燥しやすくなります。
エナジードリンクを使用するのは最終手段と考え、運動したり、歯磨きをするなどの他の目覚まし効果を試すなど使用には気をつけましょう。