乾燥肌なら知っておきたい肌の水分の正体とは

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このサイトで、肌の水分を守るのは「セラミド」であって皮脂ではないということで、セラミドの重要性をご紹介しています。

では、肝心の守られるべき水分自体の正体はなんでしょうか?

汗?

いいえ、よく勘違いされやすいのですが、間違いです。

実際は、細胞に含まれている水です。

乾燥肌対策で大切なのはやっぱりセラミド

乾燥肌でも肌の水分の源は豊富

よく、人の体の2/3は水で出来ていると聞きますよね?

某スポーツ飲料のCMなどでも聞いたりした覚えはないでしょうか。

これは事実であり、細胞を持つ生物はほぼそれに当てはまります。

でも、体の2/3もの水分、どこに蓄えられているのでしょうか?

よくわかるのは、みかんやオレンジなどのかんきつ類です。

かんきつ類のつぶ、一つ一つは細胞です。

その中にはしっかりと水分が入っていますよね。

人間の細胞も同じように一つ一つの細胞にしっかりと水分が入っています。

この水分は常に循環しています。

栄養の詰まった水分は血液によって細胞に運ばれ、老廃物の混じった水分は細胞からリンパ腺へと排出されます。

このようにして、水分は体の細胞によって蓄えられています。

体重が50kgの場合、約33kgもの水分が体の中に蓄えられています。

この水分こそが、肌の水分の源となります。

乾燥肌だからといって、水源自体の量が少ないということは考えられません。

水源は豊かでも水量が足りない理由

ではなぜ、肌の水分量が足りないのでしょうか?

角質層というのは死滅した細胞の層であり、この死滅した細胞はすでに水分を蓄える力はありません。

死滅した細胞が層となり、この層の間に水分をひきよせる現象を起こします。

一度試してみて欲しいのですが、ティッシュペーパーのコヨリを作ってコップの水を端につけると水がティッシュペーパーに吸い上げられる現象が見られます(毛細管現象といいます)。

これが角質層でも起こっています。水を吸い上げる原因である「ティッシュの繊維が絡んだほんの小さな空間」と同じように「死滅した細胞と細胞の間のほんの小さな空間」によって生きた細胞の水分が角質層に吸い上げられているのです。

その角質層によって吸い上げられてきた水分は、角質層に含まれているセラミドと結合し、角質層の中でミルフィーユ状になって留まります。

この層は大体8層位になっていると分かってきており、この構造体をラメラ構造と言います。

セラミドが不足していると、吸い上げられてきた水分は結合することが出来ずに、角質層に留まれず、蒸発してしまいます。

肌が乾燥しているのは肌の水分がセラミドと結合できていないことが原因。

乾燥肌だからって、たくさん水を飲んでも意味が無いということが分かりますよね。

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